いけにえと雪のセツナ~感想~
いやあ衝撃の展開でEDを迎えました。
突っ込みどころ満載のEDを期待していたんですがねえ・・・。
実はゲーム自体は記事のその7あたりでクリアしていました。
悶々としながら記事書いてたんだなあ('ω')
さて久々に正統派RPGをプレイしてクリアしました。
スクエニは真のクロノトリガーと謳っています。
単刀直入に言いましょう。
クロノトリガーは超えていません。
自分的にはFFⅤすら超えていないと思います。
だからと言って面白くないわけもありません。
神ゲーでもクソゲーでもない俗に言う良ゲーですね。
満足したところ
1:ATBバトルの復活。
2:RPGの王道はちゃんと出来ている。
3:ストレスのないロード
4:背景の雪が見てて癒される。(不満もあります)
5:ピアノのBGM(不満もあります)
6:ボス戦の難易度が丁度いい。
戦闘システムは昔のクロノトリガーを参考にしており入りやすい。
現在の複雑なシステムのRPGよりもシンプルで楽しい。
技名等のカスタマイズが意外と嬉しい。好きな技に名前が付けれるのは燃える。
街へ着いたらまずは情報集。下手な誘導もなく無駄なCGもない。
自分の力で進めていく楽しさがありCGに頼らずきちんと物語を表現出来ている。
BGMも全てピアノ曲。悲しいときは悲しい表現。バトル時は激しい表現。
きちんとピアノだけで雰囲気を出せている。
ロードがほぼなくストレスなくサクサク進められる。
ボス戦は何度も全滅しますが攻略法は自ずと見えてきます。
戦ってるうちに現在のレベルでも何とかなると確信させてくれたり丁度いい難度です。
不満なところ
1:背景がずっと銀世界。
2:BGMが耳に残らない。
3:レベル上げ・金策がめんどくさい。
4:回復は全てアイテム。宿屋がない。
5:伏線回収が出来ていない。
6:一部のキャラクターにスポットを当てすぎ。
7:ダンジョンが単調。
8:マップがない。
9:冒険している感じが何故か薄い。
10:モンスターの色違いが多い。
テーマが雪なので仕方ないですがずっと同じような背景。
プレイしてる内に少しウンザリすることがありました。
BGMはいいんですがどうも耳に残らない。
その時に聞けばいい曲だなあって思うんですが、いざ思い出そうとすると思い出せない。
どの場面でどの曲が流れていたかも思い出せない。
バトルは終わったら一度外へ出ないと同じモンスターと戦えない。
遠くにいるレアモンスター等戻るのが億劫。
金策も倒したモンスターの素材を売るだけ。法石を作ることは出来るけどめんどくさい。
モンスターを倒しても1円も稼げない。とにかく素材を売るのみ。
村や町に宿屋がない。これ系のRPGは必ず到着したら宿屋で回復するのが常識。
アイテムのテントやコテージでフィールドで寝て回復は何処か寂しい。
つい回復忘れてダンジョンへ入ってしまうことがあった。
伏線回収が中途半端?
例えば最初の飛空艇のある都市。城主は誰と取引していたのか?
ジュリオンは魔物になりかけていたとはいえセツナとの接点はなかったはず。何の為に
セツナを殺そうとしたのか?
元々、時間を巻き戻しては繰り返されていた時間。突然登場したエンドは何者?
セツナは序盤でエンドを見たときに懐かしいと言っていたが初めて会ったのでは?
セツナとヨミの設定上仕方ないがヨミが一番スポットを当てられていたと思う。
キールも所々ペチャクチャ話しまくって存在感がありすぎた。
クオンは後半に出番はあったがあまり印象に残らない。
ジュリオンもインパクトはあったが仲間との絡みは少なかった。
大鎌の男に至っては何故仲間になったかわからない。最後の最後で仲間になって出番なし。
ダンジョンは使いまわしが多くしかも単調。
遺跡系は簡単なパズル要素で誤魔化している感じがした。
マップがなく特に飛空艇を手に入れた後は何処にどの村や街があるのかわかりずらい。
ストーリーが印象に残らない。
普通はRPGと言ったら徐々にストーリーに引き込まれ時間を忘れてプレイするもの。
最初はなんとなくプレイしてるだけなのにいつの間にか大ハマりするのが特徴。
だけどこのゲームはただずっとなんとなくプレイしていた感じ。
でも何故か萎えることなく淡々とプレイ出来てしまったのが不思議。
後半でようやく少しだけ楽しくなることはあった。
飛空艇入手後デバックの村(開発者の村)があるがクリア前なのにあるキャラが「クリアおめでとう」と言う。せめてクリア後に来れれば…。
モンスターの亜種が多すぎる。
色違いのモンスターの使いまわしが多い。
ただよく見ると少し違うのはわかる。でも似たようなモンスターばかり。
多いようで実は大半がこれで誤魔化されている感じがする。
ボスがダサい。中にはペンギンや羊等生きた感じがするボスもいるがほとんどが玩具のような造形でかっこ悪い。ラストの4つの岩なんて色違いのダサいボスで集められていた。
不満のほうが多いですが楽しくプレイ出来たことは確かです。
プレイ時間は確認できないんですが恐らくは自分は20~25時間程度だと思います。
クロノトリガーは序盤から引き込まれるしBGMもその場面の曲が脳内再生される位インパクトがあります。やはりピアノではパンチが足りない感じがする。多分、このゲームにクロノトリガーのBGMを入れたら全く違う印象になるでしょう。
クロノトリガーはタイムマシンで過去~未来へと行き来出来て常に背景も違うので新鮮でしたがこちらは鮮度がどんどん落ちていきます。
せめて行く場所の村や町の文化が違い背景の違いがあれば印象は違ったと思います。
キールの村は種族の関係もありますが村の作りが独自で新鮮だと思いました。
連携や技も多くありそうで実は少ないし狙って出すのは難しい。自由そうで結構窮屈なバトルシステムかと思います。刹那システムもよくわからない感じで理解するまで時間がかかりました。
お手軽に昔の懐かしいRPGを求めるならお薦めです。
ただ・・・自分はEDに納得は未だに出来てませんがね^^;
何かが足りないゲームですがそれでもサクサク進められるので是非興味ある方は
プレイしてみてください。何故か淡々と進めている自分に気が付きますよ。
※バイオハザードの時もそうでしたがプレイ日記として記事にするとワクワクして進めることが出来ました。今後もプレイ日記として1カ月に1本のペースで何かプレイしようと思います。まあオーディンスフィアがまだ途中なのでそれを終わらせてからかな。自己満足で書いてるので面白味はありませんが今回の大長編記事にお付き合いしてくれた方!
本当にありがとうございました。
明日からオーディンスフィアも再開。ストーリー忘れてしまってのでその1から見直してから再開します(´゚д゚`)