THE KING OF FIGHTERS 94
皆さんはこのゲームを知っているだろうか。
1990年代の格闘ゲームブーム。
ストリートファイターⅡが社会現象になるほどの人気にのし上がりました。
こうなると他のゲームメーカーも黙っちゃいませんでした。
色々なメーカーから格闘ゲームが排出されそしてストⅡの壁を越えられず散りました。
その中でSNKがアーケードで龍虎の拳・餓狼伝説を産み出しストⅡに対抗しました。
自分はあの激動の格闘ゲームの群雄割拠時代にリアルタイムで過ごせました。
SFCでストⅡが発売されたときは大興奮でしたね。
当時はどこの店に行ってもゲーセンでもないのに筐体が置いてありました。
当時は自分は中学生。SFCも買ってもらえず・・・毎月の小遣い1000円じゃ筐体でもプレイが出来なくて泣く泣く他のプレイヤーのプレイを見ているだけでした。
そんな格闘ゲームブームの中ひっそりと1台だけデモ画面から声が聞こえてきます。
オッケー!!と赤い服来た男が帽子を投げ捨てていました。
ストⅡとは違うアニメーション。透き通るような声。物凄いリアルな映像。
それが餓狼伝説でした。自分は一瞬で惚れこみましたね。
他のプレイヤーがストⅡに夢中になっている頃自分は餓狼伝説の魅力に惚れていました。
そして龍虎の拳の登場。あのデカイキャラと重い1撃の表現。
あの感動は今でも忘れてはいません。
そして1994年の秋頃だったかな。自分はこのゲームを発見しました。
それがキングオブファイターズ94。
龍虎の拳・餓狼伝説キャラの夢の競演。他に魅力あるオリジナルキャラ。
当時はアテナ・怒シリーズは知らなかったのでオリキャラだと思っていました。
しかしこの祭りゲームの魅力に全国の少年たちは歓喜したもんです。
テリーのパワーゲイザーが!!
テリーのバーンナックルが!!
アンディの残影拳が!!
アンディの超烈波弾が!!
ジョー東のハリケーンアッパーが!!
1回のプレイで3人を操作できるこのお得感!!
リヨウ・サカザキの暫烈拳;;
この暫烈拳のパカーン!!!って音が凄く気持ちよかった。
ロバートの覇王翔吼拳。使わざるをえないという言葉が大流行した技です。
ロバートはリヨウと違って足技が主体。幻影脚がかっこいい。
極限流奥義の龍虎乱舞は元祖は防御不可能という超必殺技でした。
これが決まるともう感動でしたね。
必殺技で倒すと龍虎キャラの服が破れるサービス付き。
後ろのジョーが興奮しているように見えるのは気のせいだろうか・・・。
ユリ・サカザキの覇王翔吼拳もこの通り。
まさか数年後・・・壊れキャラになるとは思いもしなかった><
日本一~で世の少年たちの心を鷲掴みにしたあのおっぱいくノ一><b
これが見たくて無理してSFC版餓狼伝説2を購入したのはいい思い出(*´ω`)
そして後に多くの腐女子を産み出したキャラ。
草薙京。「へへ!燃えたろ!」の勝ち台詞が有名になりすぎて燃え太郎なんてあだ名が。
技名がかなり厨二。百八式・闇払い。「くらええええ」って脳内再生も余裕です(*´ω`)
超必殺技も厨二!!裏百八式・大蛇薙。「くらい・・・やがれえええ!!」
まあ決まりずらい超技でも有名ですがね^^;かっこいいんだよなあ・・・。
忘れちゃダメなのがアテナですね。
戦うセーラー服戦士・・・そういうと某月の戦士思い出しますが(*´ω`)
そういえば当時はアニメで月の戦士達も猛威を奮ってたな・・・。
「アテナ!!いっきま~す」ってセーラー服脱ぎ捨てるんだよなあ(*´ω`)
「ファイヤ~🎵ファイヤ~🎵サイコソルジャーァ~🎵」なんてネオジオ版では歌が流れてました。当時はBGMがヴォーカル付きって衝撃的でしたね。
キングオブファイターズは現在でも続編が出ています。
自分は94~97が青春時代でした。特に97は超盛り上がりまして・・・。
当時エヴァンゲリオンの大人気にあやかってパクリもいいところなキャラも続出しました。というか・・・キングオブファイターズはシリーズ重ねるごとにパクリ疑惑が( ;∀;)
94では超必殺技もホントに隠し要素で自力でコマンドを探さないとダメでした。
今現在では当たり前のように超必殺技とか格ゲーにはありますが超技の元祖は餓狼伝説や龍虎の拳なんですよ。一発大逆転要素を産み出したのは実はSNKなんですねえ( *´艸`)
格闘ゲームの基礎はストⅡと餓狼伝説が作り上げたものだと自分は思っています。
たまにはこの元祖格闘ゲームに戻ってプレイするのもいいもんですよ。
ちなみに・・・後にCapcom VS SNKなんて夢の競演ゲームも出ましたね。
あれは今やっても面白いです。全ての格ゲー要素を詰め込んでますからね。
リュウVS京とかケンVS庵なんてホントに当時は興奮しました。
あの頃のゲーセンが活気あった時代に戻りたいなあ(*´ω`)
なんて思うおっさんなのでした(笑)
ちなみにこれが冒頭で書いた「オッケー!」のテリーです(笑)